PMS(月経前症候群)をラクにする『8つ』のセルフケア方法
シリーズでお送りしていますPMS(月経前症候群)について。
第1回目:生理前の女性の7~8割が感じている症状・PMS『月経前症候群』ってなに?
第2回目:もっと詳しくPMS『月経前症候群』!PMSの原因と症状
第3回目:PMS『月経前症候群』の気になるQ&A
不調になる時期を把握しておけば、対策を立てることができます。
その時期に向けて、食事や睡眠に気をつけて、体調を整えておくことがPMSをラクにするポイントです☆
今回は、PMSのセルフケアについてご紹介します☆
まずは、自分のPMS期を知りましょう。
PMSの特徴は、起こる時期がほぼ決まっていること。
ただし、自分の生理周期を把握していない人も多いようなので、手帳やカレンダーに症状をメモする習慣を☆
続けていくと、自分の不調期生理の何日前からいつ頃まで続くかがわかるので、その時期に向けて体調を整えておくことができます。
生理周期をより正確に把握するには、基礎体温をつけることが1番です。
*基礎体温は、小数点以下2桁まで測れる婦人体温計で、朝いちばんの安静時に、一定の時間に測る体温のことです。
生理周期に応じた体温の変化を見ることで、排卵があったのか、生理が近いのか、把握することができます。
規則正しい生活と運動はPMS改善の基本
排卵や生理はからだのリズムと深~い関係があり、女性ホルモンの分泌のサイクルが乱れると、PMSも悪化する可能性があります。
PMSをラクにするには、規則正しい生活がやっぱり大切☆
早寝早起きを心がけることは、生活リズムが整うだけでなく、寝ている間にしっかりと休養できるので、ストレス解消にも役に立ちます。
ウォーキングやストレッチなどを毎日の習慣にするのもオススメ♪
からだが温まって新陳代謝が活発になることでこころとからだのストレスが解消しやすくなります!
血糖値を安定させる食べ方を心がける
不安定になりやすいPMS期のこころを整えるには血糖値を安定させることが大切です。
空腹時の甘いお菓子の食べ過ぎには要注意!
空腹時に糖分をたくさん摂ってしまうと血糖値が急激に上がってしまいます。
その後、血糖値は急激に低下することで、精神状態がますます不安定になります。
血糖値を安定させるには、野菜たっぷりの栄養バランスのいい食事を☆
ご飯などの主食を食べる前に、野菜などを先に食べることや、甘いモノはご飯のあとにとることなどを心がけるといいでしょう。
PMS期のからだは、脂肪や糖分、水分をため込みやすいために、むくみやすかったり、太りやすかったりします。
体重管理のためにも野菜たっぷりでヘルシーな食生活を☆
読書、アロマ、おしゃべりなどで気分転換してストレス解消!
PMS期だからといって、じっとこもっていると、からだの変化に敏感になりすぎて、さらにつらく感じることも。
読書をしたり、好きなアロマを部屋に漂わせたり、自分なりの気分転換の方法をいろいろと用意しておきましょう☆
気のおけない友達との会話も立派なストレス解消法といえますよ。
ストレスの『本質』を探って解決策を考えましょう
PMSは『現代病』といわれています。
女性の社会進出は進んだものの、いまだに女性としての役割を求められ続けるために、仕事、家事、育児と何役もこなさなくてはいません。
そんな忙しさや生きづらさがPMS期のイライラや落ち込みを増幅させていることもあるのです。
ストレスを強く感じているのなら、目を閉じて自分のこころと向き合って、イライラや落ち込みの本当の原因を探ってみましょう。
自分は何が1番つらいのか、本当はどうしたいのか、ストレスの本質がわかると気持ちをラクにする方法が探しやすくなりますよ。
全てを完璧にこなそうとしない
PMSがつらくなる人の中には、がんばり屋さんが非常に多いようです。
完璧にこなそうと、調子のよいとき並にがんばり過ぎると、その疲れとストレスで、どんどんつらくなっていくこともあります。
人は機械ではありませんので、調子が悪いときがあって当たり前。
からだからの休養のサインと考えて、ペースを落として、たまには手を抜いてのんびりと過ごしましょう。
人づきあいは無理をしない、自分のペースで楽しむ!
PMS期は他人の言動にイライラしがちなので、気が合わない人とのお付き合いを控えることも大切です。
無理して他人に合わせようとすると、ストレスが増幅するだけでなく、トラブルの原因にも。
もちろん、会いたい人には積極的に声をかけておしゃべりすることは○♪
この時期は、自分のペースで人づきあいをすることが大切です。
重大な決断は控える
PMS期は集中力や判断力が低下している場合が多いの、重要な問題を解決したり、決断を下すタイミングとしてはあまり好ましくありません。
症状が治まり、物事を前向きに考えることができるようになるまで、問題は先送りにしておくほうが無難です。
セルフケアをしても、生理が始まっても症状がつらいと感じる場合は、我慢せずに婦人科へ受診をしましょう。
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