『ストレス』は美容と健康の大敵!でも…そもそもストレスってなに?
みんなが口にする『ストレス』。
こころとからだは密接に繋がっていて、こころが荒れるとお肌も荒れてしまいます。
私は、ある日突然『うつ病』になってしまった時期がありました。
仕事もプライベートもとても大変な時期で、夜も眠れなくなり、からだへの負担が大きくなって、体調不良も続きました。
その全ての原因は『ストレス』。
お医者さんに『ストレスが原因です。』と言われても、今までの生活が当たり前すぎて、思い当たることは何もありません。
そこで生まれた疑問。
『そもそもストレスってなに?』
ストレスとストレスの原因
物理学的にストレスというものは、物体に力が加えられたときの「ひずみ」を意味する用語です。
医学的分野にも導入され、こころとからだに「ひずみ」が生じた状態を「ストレス」と呼ぶようになりました。
ゴムマリを両手に持っているところを想像してみてください。
ゴムマリを両手に持って、両手にチカラを込めるとゴムマリはゆがんでしまいます。
このゆがんだゴムマリの状態がストレス、ゆがめるチカラを加えたあなたがストレスの原因ということになります。
そのストレスの原因というのは、私たちの身近にたくさんあるんです。
寒い、暑いという気温。
物にぶつかったときの痛み。
仕事からくる負担や人間関係のしがらみ。
日常生活は、ストレスの原因に満ち溢れているのです。
ストレスには、良いストレスと悪いストレスがある
『ストレスが多くて胃が痛くなった』
『ストレスが重なって憂うつだなぁ』
こんなふうに思ったことや感じたことはありませんか?
大抵のストレスという言葉は、悪い意味で使われることが多いのですが、必ずしもそうではないのです。
ストレスを受けた場合、こころとからだはどのように反応する?
ストレスを受けた場合、そのようにこころとからだが反応するかは、3つの段階で分けて考えられます。
1:警告期
ストレスの原因からストレスを受け、緊急に対応しようとする時期。
こころはストレスに振り回され、抵抗力は一時的に弱まりますが、抵抗する準備に入ります。
ストレスが続けば、次の段階へと進むことに。
2:抵抗期
ストレスに負けまいと、こころとからだの抵抗力が増強される時期。
人はこの抵抗期にストレスに対抗し、適応するチカラをつけて、ストレスへの耐性を上げることができます。
たとえば、上がり症の人は大勢の前で話すことを繰り返してうちに、だんだんと上がらずにすむこともあります。
このように過度なストレスはとても辛いけれど、こころとからだの機能を高める役割もあるのです。
3:疲弊期
こころとからだが疲れ果て、ストレスに対抗しきれなくなり病的な症状がでる時期。
ストレスがこころとからだの限界を超えて、抵抗できなくなった状態です。
無理を続けた結果、『うつ病』になることも。
こうなると、ストレスは害以外のないものでもなくなってしまいます。
同じストレスでも、軽いか、重いかという感じ方には個人差があります。
30歳代から急激にストレスが増加傾向にある
厚生労働省が5年に1回行っている「労働者健康状況調査」では「仕事や職場環境でストレスを感じている」と答えた人は、今や働く人の6割!
ストレスの内容は、人間関係や、仕事の質、仕事の量など。
30歳代から、職場の環境や人間関係、周囲からの期待、結婚や子どもの誕生など、変化の多い時期となります。
そのときに急激にストレスを感じることが多いようです。
冒頭にも書きましたが、こころとからだは密接に繋がっているのです。
美肌と健康なるためには、こころもケアするべき。
ストレスケアの方法などの記事も書いていこうかと考えています。
生きているだけで、ストレスってかかるものなので、上手に付き合いたいですよね☆
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- Thread:美容・健康・アンチエイジング